愛猫用うんちドリル

良いうんちの見た目

うんちのニオイは犬よりも強めです。
健康時のニオイを知っておいてください。

見逃さないで！猫の便秘をあなどってはいけない理由

便秘に注意

猫の便秘は意外と多いです。もともと、排便を助けるための筋肉が少ない猫は、うんちが出にくいと便秘になりやすいのです。
たかが便秘と思いがちですが、猫にとっては重篤な病気につながることがあるのであなどってはいけません。
便秘が続くと腸内にうんちが溜まり、それが巨大結腸症（肛門近くの直腸にうんちが詰まって腸が拡張する状態）を引き起こす可能性があるからです。

動物病院に行くべきタイミングは？

はじめての場合は念のため早めに行くと安心できると思います。遅くとも３日目には必ず診てもらうことをおすすめします。すでに自力ではうんちが出せない状態だからです。

特に老猫の場合は肢の筋肉の衰えもあり、排便ポーズがとりにくく便秘につながる場合も。また水分不足や慢性腎臓病も、便秘との関係性が大きいため何日も様子をみるのではなく、早めに診てもらうことが大事です。

便秘だけでなく、軟便や下痢も同じタイミングです。軟便や下痢も続くと重篤な消化器疾患につながりかねません。

どの場合でも異変に早く気づけるよう、普段からうんちの状態を観察する習慣をつけてくださいね。

便秘を予防する3ステップ

便秘は食事内容、水分不足、運動不足がおおいにかかわります。年齢によって体質に合うフードが変わってくることがあります。これまでは快便だったのに、便秘がちになってきた場合は、まずはフードを変えてみましょう。

おすすめの３ステップをご紹介します。

①腸内環境に配慮したフードやサプリメントを利用する

年齢とともに腸内環境も変化します。食事からサポート栄養素を摂ることがスムーズな排便に役立ちます。うんちが柔らかすぎるタイプも腸内環境を意識することをおすすめします。

②水分の多いウェットフードをとりいれる

カチカチのうんちは水分が足りない場合が多いです。水を飲むことが苦手ならウェットフードから水分を摂れるようにしましょう。

③運動量を増やす工夫をする

健康維持には適度な運動が必要です。猫は長時間の運動は不向きなので5分から10分ていどで遊びに誘ってみてはいかがでしょう。
特に上下運動ができる環境があれば利用したり、トンネルをくぐらせるのも筋肉維持に役立ち、年齢を重ねてもうんちをふんばるポーズができるようにしてあげましょう。

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まとめ

うんちはすぐに片づけたいものですが、その前に観察する習慣を身につけましょう。愛猫は調子が悪くても表現が難しいため、うんちは健康状態を知るための大切なバロメーターです。ぜひ、うんち博士を目指して、小さなサインを見逃さないようにしてくださいね。

フードやサプリメント選びにお困りの際は、GREEN DOG & CATのごはんの窓口にお気軽にお問合せください。