犬にチーズを与えてもいい?~与え方と注意点~

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犬にチーズを与えてもいい?~与え方と注意点~

スタッフコラム18話目

チーズ

みなさんは愛犬にチーズを与えたことがありますか?
与えるつもりはなかったけど、うっかり食べられたことがあったり。

パートナーのチーズへの反応は特別ですよね。
スタッフが通っていた躾教室では、
むずかしいトリック(行動)に挑戦するときにチーズを活用していました。
パートナーのモチベーションがあがるんだそうですよ。

でも塩分がとても多いものだから与えてはいけないのでは?
そんな疑問をお持ちの方も多いですね。
今回は、なぜ犬はチーズを好むのか、と与えるときの注意点のお話です。

犬はなぜチーズが好きなの?

チーズには動物性脂肪がとても多く含まれます。
犬の栄養学の研究では、このように脂肪の多い食材を犬が好むことがわかっています。

そして、良質なタンパク質のうま味のほか匂いも濃い食材。
こういったものに犬たちはとても食欲が刺激されます。
チーズは犬が大好きになる理由がそろっているというわけですね。

チーズを与える際の注意点

■塩分量が多いので与えすぎに注意
私たちが食べるチーズはご存じのとおり塩分を多く含みます。
犬にも塩分は必要な栄養素です。
過剰な塩分は人と同じく内臓に負担がかかるので注意しましょう。

■与えすぎない量はどれくらい?
実は人と犬の体重あたりに必要な塩分量は同等程度。
でも人は常に濃いめに味付けされています。(美味しいと感じるから)
だから、パートナーのためにはかなり薄めの塩味で適量と考えるべきなのです。
例えば手作り食では人の味付けの1/3程度の量が良いといわれます。

特に主食がドッグフードの場合、体に必要な塩分は含まれています。
そのためチーズを与えるなら、小型犬で一日小さじ1/2杯分くらいまでにしましょう。
その分フードを減らすと安心ですね。
また、できるだけ塩分ひかえめな犬用チーズを選んでくださいね。

チーズを与えてはいけない場合

■塩分、脂質の食事制限があるパートナー
心臓、腎臓、肝臓、胆のう、膵臓などに問題がある場合には注意してください。
気になる場合は、かかりつけの獣医師に相談してくださいね。

■アレルギーがあるパートナー
チーズには牛乳のタンパク質が豊富に含まれます。
そのため牛乳アレルギーや牛肉に強いアレルギーがある場合は
与えないようにしましょう。

ほかに食物アレルギーがあるパートナーもはじめて与える際は
用心深くほんの少量で様子をみるのが良いでしょう。

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まとめ

チーズはパートナーが大好きな食材です。
健康に問題がなければ適量を与えることができます。
塩分量は多いものなので、与えすぎないよう注意しましょう。

シニア期の食欲低下時にもチーズの香りが役立ってくれますし、
トレーニングの成果があがるご褒美ともいわれるアイテム。
ぜひ上手に活用したいものですね。

もし分からないことやお悩みがありましたらいつでもGREEN DOGのケア・カウンセラーまでお気軽にご相談ください。

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筆者

愛犬とペットフーディスト

ペットフーディストアドバンス・ホリスティックケア・カウンセラーペット栄養管理士犬の食事療法インストラクター上級師範

山本 由能(やまもと ゆの)

現在の愛犬との生活がきっかけで犬の食事や心のケアについて勉強を始めたことがご縁となりGREEN DOGへ。
自身も飼い主のひとりとして愛犬との生活を楽しみ介護も経験。
日々の業務では主に犬の栄養学や健康維持に関する情報を発信しています。

GREEN DOGへようこそ はじめての方へ伝えたい、わたしたちのこだわり。

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