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愛犬のおやつ選び~肥満対策編
スタッフコラム37話目
おやつの時間って実はパートナーより私たちのためにあると思いませんか?
あの喜ぶ顔を見るのが幸せ。そして、つい要求に応えたくなりますよね。
ですが、おやつは基本的に主食にはなりません。与え過ぎは主食を食べなくなったり、偏った栄養による肥満を招いたり。
パートナーの状態にあったおやつ選びについて悩むことは多いですね。
今回は肥満にさせないためのおやつ選びについてペットフーディストが説明します。
おやつを与えない方がいい?
病気で太りやすくなる場合もありますが、多くの肥満や太り気味の原因は食べ過ぎと運動不足です。
体が消費するカロリーより、食べ物のカロリーが多くなっている。
つまり使われずに余ったエネルギーが脂肪となり蓄積されるということですよね。
太っている場合は、基本的におやつは与えない方が良いです。
おやつを与えるなら、運動量を増やす、主食を減らす、もしくはこの両方をバランスよく行うことになります。
ですが、おやつがコミュニケーションの必須アイテムになっていたり、最大の楽しみであったなら...
おやつ無しの生活はお互いにとって大きなストレスになります。上手に与える習慣を身につけましょう。
おやつの選び方と与え方
おやつの過剰摂取を防ぐ方法について簡単な順に説明します。
◆難易度1:フードをおやつ代わりにする
主食のフードをおやつにも利用する方法です。一日分の主食のフードのうち、おやつとして与える分を取り分けておきます。
それ以外は与えないようにします。
メリット:主食を一度に大量に食べるより、小分けして少量ずつ食べる方がダイエットに向いています。
血糖値の上昇を防ぎ脂肪として蓄積されにくくなるからです。
お勧めの方法:おやつのドライフードを水でふやかし、広めのお皿に広げて与えてみましょう。
ペロペロと舐めとる行為が早食い防止や食への満足度をあげますよ。
◆難易度2:主食の量を調整しつつ低カロリーなおやつを与える
おやつを与えるために、フードを少し減らす方法です。おやつは低カロリーなものを選びましょう。
※フード減量時の注意(1日分のフードの中から2割分のフードを取り除きます。
主食を減らす場合は給与量の2~3割までにしましょう。
必要な栄養素の不足を防ぐためです。
フリーズドライ商品を水でふやかして水分補給を兼ねて与えるのがおすすめですよ。
<フリーズドライおやつ参考商品>
・Moora Moora トリーツ シャーク
・フリーズドライささみ
◆難易度3:フードを減らした分と同等カロリーのおやつを与える
難易度の2と同じくフード減量時の注意通りにフードを減らします。
減らした分のフードと同等カロリー以下のおやつを与えましょう。
メリット:カロリーを意識することで、過剰なエネルギー摂取を防げます。
おやつもそれぞれカロリーが違いますので、チェックしてみてくださいね。
◆カロリーの参考例
平均的なカロリーのフード(350kcal/100g)の小さじ1杯分に近いカロリーのおやつ目安量
・ハート型クッキー1個=10.9kcal: ヤギミルクビスケット
・ジャーキー1本=9kcal:きなり しっとりやわらかジャーキー ささみ
・ジャーキー1本=11kcal:きなり しっとりやわらかジャーキー 鹿肉
・ジャーキー1本=11kcal:きなり しっとりやわらかジャーキー 鮭
まとめ
いくら低カロリーなフードやおやつでも食べ過ぎると太るのは当然ですね。でも与え過ぎてしまうのは私たちの問題です。
しっかりと与えられる量を知ることがスタート。
ぜひ、パートナーの健康のためにも与えても良いおやつの量を把握しておいてくださいね。
おやつ選びにお困りの際は、GREEN DOG & CATのごはんの窓口にご相談ください。
ご相談は無料
ごはんの窓口はこちらから筆者
ペットフーディスト、 アドバンス・ホリスティックケア・カウンセラー、 ペット栄養管理士、 犬の食事療法インストラクター上級師範
GREEN DOG & CAT ライフナビ編集部
犬と猫の基礎栄養学を学んだペットフーディスト等の資格を持つメンバーで構成されています。
パートナー(愛犬・愛猫)との暮らしを通して学んだことや感じたことを大切に、オーナー(飼い主)の目線に立ったコンテンツ制作を心がけています。
<編集部メンバーの取得資格> 編集部メンバーは、それぞれ得意分野に合わせて以下の資格を取得しています。
・ペットフーディスト
・ホリスティックケア・カウンセラー・ペット栄養管理士
・犬の食事療法インストラクター上級師範
・愛玩動物飼養管理士 など