【スタッフブログ】老犬との暮らし~皮膚をいたわる工夫

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【スタッフブログ】老犬との暮らし~皮膚をいたわる工夫

スタッフコラム61話目

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みなさん、こんにちは。ペットフーディストの山本です。今回のスタッフブログは日笠(元チーフカウンセラー、現在ペットフーディスト養成講座事務局所属)にインタビューした内容をご紹介します。

シニア期のケアの工夫について2回に分けてお伝えします。第一回目は皮膚と冷えの対策についてです。みなさんもぜひ参考になさってくださいね。

・パートナー
クリス 保護犬小型犬MIX(推定:チワワ×ミニチュアダックスフンド) 雄

・シニア期の状態
若いときから虚弱で皮膚症状が出ていたので継続してシニア期にも配慮が必要だった。加齢に伴い、シニアの小型犬に多い心雑音は少し見られたものの、他の症状はなく、食欲も旺盛で元気に過ごしていた。

・飼い主(日笠)から一言
「充分な世話をしてもらえない生活を送ってきた保護犬なので、どのような基礎疾患を抱えているかわかりませんでした。我が家ではその時々に合わせて出来る範囲でのケアを行っていました。何より温かい家庭生活を送ってほしかったです」

皮膚を守る

クリスは保護して間もなくアトピー性皮膚炎を発症しました。一番見ていて辛かったのは、身体の痒み。皮膚も被毛もボロボロになってしまうほど掻きむしっていた時期もありました。


食事はできるだけ低アレルギーなものにしたり、サプリメントやハーブなど、栄養バランスを考えたりしながら皮膚に良い栄養素は色々取り入れました。

また洋服を着せてできるだけ引っかき傷が出来ないようにもしていました。さらに冬場は腹巻を着用しました。寒い季節は脚先や耳先が冷たくなることも多く、冷えは血液やリンパ液の流れといった身体の循環を悪くし、皮膚の健康面から考えても冷え改善は欠かせないポイントだからです。

冷え対策のお風呂

061_20.jpg シニア期は基礎代謝が落ちて体が熱を作りにくくなります。つまり冷えやすいということ。
洋服を着せることでも冷え防止にもなりますが、さらにお風呂も工夫して入れていました。

といっても洗い過ぎるのは皮膚の健康を害することになります。
クリスは元々皮膚に問題があったため出来るだけ負担をかけないよう温浴(湯に浸かる)だけでも汚れが落ちやすいものを探しました。

気に入って使ったのは2種あります。どちらもお湯に溶かしてパートナーを温浴させるだけ。洗い流す必要がないものです。

・酵素入浴剤(ヒト用)
天然酵素と海の深層水でできた人用の入浴剤です。飼い主も同じ物を使うことで、より効果を実感できました。体の芯まで温めることが出来るという点でも気に入って使いました。

・犬用天然入浴剤
洗い流さなくても大丈夫。別府温泉成分を配合した犬用天然入浴剤です。
アニマー湯プラス

お風呂のように被毛が濡れることや狭い湿度の高い場所に入れられることがストレスになるパートナーはいますが、若い時から自宅で入浴させることが多く、お風呂タイムの最中もおいしいオヤツを度々与えていたので、シニアになっても嫌がることなく、お風呂を受け止めていました。

おわりに

お風呂に入っているクリスちゃんの写真を見れば、温浴が気持ち良いことが伝わってきますね。
今回はクリスちゃんから負担が少ないケアを教わりました。

スタッフブログがみなさんのパートナーとの暮らしに少しでもお役に立ちましたら幸いです。

【参考商品】 保温性に優れ、肌への刺激の少ないシルク素材を使用した愛犬用腹巻です。
Pancia Souffle(パンチャ スフレ) シルク はらまき

フードやサプリメント選びにお困りの際は、ぜひお気軽にGREEN DOGのペットフーディストにご相談ください。

筆者

愛犬とペットフーディスト

ペットフーディストアドバンス・ホリスティックケア・カウンセラーペット栄養管理士犬の食事療法インストラクター上級師範

山本 由能(やまもと ゆの)

現在の愛犬との生活がきっかけで犬の食事や心のケアについて勉強を始めたことがご縁となりGREEN DOGへ。
自身も飼い主のひとりとして愛犬との生活を楽しみ介護も経験。
日々の業務では主に犬の栄養学や健康維持に関する情報を発信しています。

GREEN DOGへようこそ はじめての方へ伝えたい、わたしたちのこだわり。

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