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犬の写心家 ホタパパが出会った 幸せな「旅立ちストーリー」 その3
その2
どんな時も笑顔で、家族に幸せな毎日をくれたアルファ
アルファくん(ゴールデン、享年12歳3ヶ月)
ホタパパからのコメント
東京から北の大地へと、僕が送り届けた子だった。大型台風が接近していたので時間との戦いだったのを今でも覚えている。
老犬だから長旅大丈夫かな?と不安いっぱい。ところが、那須サービスエリアのドッグランでホタのお尻を追いかけて爆走。ご飯から戻ってくると、運転席に移動して『僕が運転します。』って。それからはずっと助手席でニコニコ。仙台で牛タン串を食べ、米沢で牛串を食す。当たり前のようにフェリーに乗り、当たり前のように車の中でフードを食べ。当たり前のようにサービスエリアで家族に迎えられて、消えていったアルファ。
あの時、一時間でも出発が遅れていたら、フェリーに乗り遅れていたら、あの日に出発しなかったら、みんなに出逢わなかったら、向日葵のような笑顔を知ることはなかっただろう。
家族の時間は、たった四か月半だった。砂時計のような時間って分かっていても、家族になった父ちゃんと母ちゃん。その想いはずっと前から繋がっていたかのように、すべてを愛しいと心から思える時間だった。旅立つ瞬間、父ちゃんと母ちゃんは何度も「ありがとう。ありがとう。」ってアルファを抱きしめていた。愛しい想いは過ごした時間の長さじゃないんだって心から想った。今でもずっと、たぶんこれからもずっと、心の中でアルファは生きている。
オーナーさまからパートナーへのお手紙
アルくんへ
去年の9月、台風と共に北の大地へとやって来たアルくん。アルくんはいつも笑顔だったね。11月にメラノーマが肺に転移して苦しくて闘っていた時も、ずっと笑っていてくれたね。アルくんが笑っていてくれたから、父ちゃんと母ちゃんも笑っていられたよ。アルくんの笑顔って本当に不思議だね。
本当はもうちょっと一緒に居たかったなぁ。
本当はもうちょっと笑顔を見ていたかったなぁ。
本当はもうちょっとマッサージしたかったなぁ。
やっぱりまだ淋しいよ。でも、今もちゃんと笑っているよ。フィオがいるんだ、アルくんの大切なフィオ。今は父ちゃんと母ちゃんの大切なフィオでもあるんだ。だから、これからも笑っているからね。
ありがとう...。父ちゃんと母ちゃんを選んでくれて本当にありがとう。アルくんの父ちゃんになれて最高に幸せだったよ。「アルキュン大好きだよ。」いつも同じこと言うけどこれからも言い続けるよ。これが父ちゃんの本当の気持ちだから。いつでも帰っておいでよ。
4ヶ月半、毎日が本当に幸せな1日でした。
そしてこれからも...ありがとう、アルくん。
父ちゃんより