年々増加しているといわれている、犬のアレルギーやアトピー性皮膚炎。皮膚に赤みやかゆみなどの症状や下痢などのトラブルを起こします。 その原因物質の80％を占めるといわれているのが、ハウスダストに含まれる「ダニ」。

ハウスダストアレルギーは、ダニの糞や・死骸を吸い込むことで発症します。ダニのいる環境で過ごしている場合、いつ発症してもおかしくありません。 また、人も35％がアレルギーを持っているといわれ、ハウスダストにより鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状が起こります。

◆1匹でも怖い！繁殖スピードがすごいダニ

高温多湿の環境を好んで増えるダニ。1匹から、3ヶ月で500匹になると言われています。
秋以降も、ソファやベッドがある部屋や湿気がたまりやすい押入れなどは1年中発生しやすく、油断できません。

◆目にみえなくても・・・実はダニがいっぱい？！

ダニは人の目にはほとんど見えない、やっかいな害虫。
だから、気づかないうちに刺されたり、ダニアレルギーを起こしている場合もあるんです。

3軒の犬オーナー様のお宅でお部屋のダニ数調査をしてみると、なんと、1,000匹以上いたお宅も！

モニター宅で3ヶ月使用した「ダニ捕りROBO」を日革研究所によって測定したものです。

◆お部屋のダニは、大きく2種類

1乾燥

パートナーのベッドやマット・畳などは湿気がこもりやすく、もぐり込む隙間があるため、ダニが大好きな住みかとなります。 ダニの弱点は乾燥。できるだけ洗濯・乾燥させ、お部屋の換気もこまめに行いましょう。

2清潔

ダニは、フケ、アカ、食べ物の残りかすなどを食べて増殖します。だから、これらを取り除くことが大切。 また、ハウスダスト1gの中には、ダニやダニの死骸が数100匹～1万匹もいると言われています。 アレルギー発症を防ぐためにも、しっかりと掃除機をかけましょう。