「食べること」はその時々で必要な栄養素を入れたり、おいしさに満足感や充足感を得たりと、パートナー（愛 犬）らしくイキイキと生きるために大切なもの。
毎日のごはんを自分で選べない愛犬のために、愛犬にとって最高のごはんにしてあげたいと思いませんか？
GREEN DOG & CATのペットフーディストが愛犬の心とからだを健康に導くための"基本のごはんのカタチ" を提案します。
ペットフーディストとは
ペットフーディストは、基礎栄養学、ペットフード、薬膳、病気の食事管理など、犬や猫の食事に関するさまざまな知識を学んだ食の専門家です。
【参考】犬と猫の食の専門家 一般社団法人日本アニマルウェルネス協会認定 ペットフーディスト養成講座
ドッグフード（総合栄養食）は「このフードと水だけで健康を維持できます」と言われますが、GREEN DOG & CATはそれだけでは足りないと考えています。
愛犬にはそれぞれ個性があります。性格だけでなく、生活環境、運動量、持って生まれた体質など。
もちろんドッグフード（総合栄養食）は便利なごはんですが、愛犬のそのときどきの状態に合わせたごはんへのアレンジが必要です。
"You are what you eat．"
（あなたはあなたの食べたものでできている）
私たちにとってごはんが空腹を満たすだけのものではないように、愛犬だって同じはず。
今の元気（体調）に合わせてアレンジできるといいですね。
GREEN DOG & CATでは、愛犬に寄り添う「しあわせ健康ごはん」を提案します。
まずは基本となるアレンジについて解説します。
愛犬に当てはまるものはどれですか？
健康上は特に悩みがない、食にあまり興味がないように見える愛犬に
主食のドライフードにウェットフードをちょい足しします。風味の変化（嗅覚と味覚に働く）が、ちょい足しする分、主食のフードを減らしますが主食は必要な栄養源ですので３割以上減らさないよう、ちょい足しの量を加減してくださいね。
【参考ページ】
トッピングの疑問を解決
ちょっとお腹の調子が気になるときに
体を冷やしたり、ストレス時にはお腹に影響が出やすいもの。そんなときに消化吸収をサポートできれば健康維持に役立ちます。もちろんお腹を休ませるためにごはんの量も減らしてみてくださいね。
なんとなく毛艶が気になる、エネルギーを手軽に増やしたい愛犬に
脂肪は過不足なく摂取したい栄養素。体を維持するためのエネルギーや材料になります。プラスしたい場合は良質なものを選びましょう。 脂質は犬にとって嗜好性が高い成分なので、嗜好性アップにもなります。
脂質は、オイルでも食べ物からで摂取できます。好みのものを探してくださいね。
オメガ3必須脂肪酸が豊富な商品
あまり水を飲まない、なんとなく皮膚の健康が気になる愛犬に
私たちも犬も体のほとんどは水分でできています。少し不足しても不調の原因に。体内の水分量を維持することで解決できるお悩みは意外と多いんです。 あまり水を飲まないタイプなら主食や間食（おやつ）にも水分を意識してくださいね。
お悩み別にドライフードとウェットフード・栄養サポートの組み合わせをご紹介します。
ドライフードは(A)or(B)のいずれかをお好みで選んでいただき、(C)のウェットフードもしくは栄養サポートの組み合わせをどうぞ。水分とおいしさ、健康サポートを叶えます。
(A)
デイリーフォルツァ アダルトミニフィッシュ（小粒）
(C)
yum yum yum! ジュレ仕立て かつお
(B)
N&D キヌア スキン＆コート ニシン 成犬用
(C)
yum yum yum! ジュレ仕立て かつお
(A)
yum yum yum! シニア＆ライト
チキン ドライタイプ
(C)
グリーンザイム
ドライフード
yum yum yum! シニア＆ライト チキン ドライタイプ
低脂肪なのでお腹の負担を減らしてくれます。豊かなかつお節風味と良質なチキンで嗜好性は抜群。
※成犬・シニア犬用の総合栄養食
(B)
N&D キヌア ダイジェスチョン ラム 成犬用
(C)
グリーンザイム
(A)
yum yum yum! 馬肉 ドライタイプ
(C)
たっぷりきのこの黄金ベジタブルブロス
ドライフード
yum yum yum! 馬肉 ドライタイプ
筋肉維持に適した馬肉を主原料にしたドライフード。おいしいごはんで体重管理ができるといいですよね。給与量も比較的たっぷりめなので減らす調整もしやすいですよ。
※全年齢用の総合栄養食
栄養プラス・スープ
たっぷりきのこの黄金ベジタブルブロス
一袋（120g）全部飲んでもたったの10kcal未満。水分を摂ることも代謝アップに◎免疫力維持にうれしいきのこの栄養がたっぷり溶け込んだスープです。
商品を見る
(B)
N&D キヌア ウェイトマネジメント ラム 成犬用
(C)
たっぷりきのこの黄金ベジタブルブロス
※体重3kg成犬用：1日3回食の場合の1食分になります
①yum yum yum! ジュレ仕立てをドライフードに加える場合。
いつものドライフードが飽きてきた、お楽しみ（ご褒美）をプラスしたいときにいかがですか。
《yum yum yum! ジュレ仕立て》
yum yum yum! ジュレ仕立ては1袋がおよそ小さじ４です。体重3kgの場合は1日に1袋半くらいがトッピングに適した量。1食分は小さじ2が目安です。
（あくまで参考例ですので愛犬に合わせて調整してください）
※写真のドライフードはyum yum yum! かつお（旧）です。
お好みでさらにぬるま湯（写真は大さじ２くらい）を入れてフードがふやけるくらいにした方が食べやすいパートナーもいますよ。
②グリーンザイム（消化酵素）をドライフードに加える場合。
消化をサポートしてあげたいとき、ドライフードを違う種類に切り替えるときにもおすすめです。
《グリーンザイム》
個包装の場合は、1食分の添付スプーン1/4杯程度入れます。（0.4～0.6g）
写真はドライフードの上にグリーンザイムをかけてさらにぬるま湯を入れるところです。
グリーンザイム（消化酵素）も水分がある方が働きやすいのでおすすめです。熱湯をかけると酵素が失活しますのでぬるま湯（60℃以下）を使ってくださいね。
③水分量の調整（必要な場合に）
フードがふやけてからよく混ぜるとドロッとした状態になります。水分が少ないと粘りが出て重たくなります。好みによって少しぬるま湯を足してやわらかくしてください。スープを足す場合も同様に水分量の好みを調べてみてくださいね。
トッピングをしても太らないの？
私たちが食べ過ぎたら翌日は食事の量を控えるように調整は必要です。 サプリメントやふりかけなどは影響は少ないです。カロリーの高いものをトッピングする場合は、主食を少し減らしましょう。 念のため1週間単位で体重や見た目の変化がないか観察して調整してくださいね。
トッピングしないと食べなくならないか心配・・・。
与え方に注意してください。あとから要求に応じて足すのではなく、はじめから用意したものを食べるように習慣づけてくださいね。食べないときは食欲がないという判断で器を片付けましょう。トッピングがない日があっても良いのです。それも変化のひとつですね。
毎日同じトッピングでいいの？
トッピングの目的によって与える期間は変わります。お腹の不調時には消化酵素をプラスしますが、健康が維持できていれば必要ありません。また、同じオイルを与え続けたくても、不測の事態により手に入らない場合もあります。数種類のオイルをローテーションできればリスク回避に役立ちますね。必要な期間だけ与える、できれば同じ目的で与えたいものは商品を変えてローテーションするのが理想的です。
栄養バランスが崩れませんか？
A:ドライフード（総合栄養食）のみを与えていても体質に合っているかどうか観察が必要なように、トッピングも同じことです。およそ必要最低限の栄養素が摂取できるよう主食のドライフードを大幅（3割以上）に減らさなければならないほどトッピングを与えるのは避けましょう。おやつとのバランスも同じように考えましょう。 ※総合栄養食：私たちヒトと愛犬は異なる種であり、必要な栄養素（食性）も違うため注意が必要です。そのため総合栄養食では犬に必要な最低限の栄養素が摂取できるように作られた食事です。
簡単に試せるおすすめトッピングは？
A:気軽に試せて継続しやすいのは、少量タイプのウェットフードや粉末のふりかけて与えるタイプですね。なかでも人気が高いのは次の2商品です。
yum yum yum! ジュレ仕立て はじめてセット
yum yum yum！ えらべるふんわりソース仕立て 5袋セット
どんなときだって私たちは愛犬の健康を願っています。この気持ちこそが愛犬への贈り物であり、しあわせ健康ごはんの 重要なエッセンスです。日々のごはんを通して愛犬との毎日がより輝きますように。
筆者
ペットフーディスト、ペット栄養管理士、犬の食事療法インストラクター上級師範
山本 由能（やまもと ゆの）
現在の愛犬との生活がきっかけで犬の食事や心のケアについて勉強を始めたことがご縁となりGREEN DOG & CATへ。
自身も飼い主のひとりとして愛犬との生活を楽しみ介護も経験。
日々の業務では主に犬の栄養学や健康維持に関する情報を発信しています。
