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Natural Harvest(ナチュラルハーベスト)メーカーの想い
きっかけはもっとふつうの食べ物をあげたいという想い
ナチュラルハーベストの創業者である現社長は、昔から自分が一緒に暮らしている犬に対して『彼らを尊重し、彼らが健康な毎日を過ごし、そして"いのち"に責任を持つのはあたり前』という考えでした。
ナチュラルハーベスト誕生のきっかけとなったのは20年前に一緒に暮らしていたシベリアン・ハスキー。大型犬なので、健康維持にはそれなりの運動量が必要です。その運動量を確保するのがパートナーとしての責任であるとの思いから、毎日最低2時間の散歩を一日たりとも欠かしませんでした。
しかし毎日散歩をしていても、避妊手術をしたあと太ってしまい、皮膚の状態も悪くなり、病院でアレルギーとの診断を受けました。ステロイドをもらって治療も行いましたが、皮膚の状態は一向によくなりませんでした。
そんなとき、知り合いからすすめられた"ナチュラルフード"を初めて食べさせたんです。すると、皮膚の状態はもちろん、毛づやや便の状態もすごく良くなりました。
そのとき、食べ物の大切さを痛感し、「これはパートナーであるオーナーの責任」と感じました。
当時、ナチュラルフードのほとんどは海外からの輸入でした。しかも当時の輸入フードは、紙パッケージが主流だったんです。封を開ける前から中に入っているフードのニオイがしたり、紙パッケージの底には油染みがついていたりするんですよ。つまり、当時のドッグフードは人の食事で考えると普通でないことが多かった。そこで、「いのちへの責任を果たすには、もっと"ふつう"の食べ物をあげたい」と思うようになりました。
「人は人、自分は自分」が基本姿勢であり、もともと他人が作ったものに対して文句を言うのが好きではなかったため、それなら自分で作ろうと決意し、生まれたのがナチュラルハーベストです。
「食卓にならぶおいしい食事」を目指して
こだわり1:食事としてふつうであること
ナチュラルハーベストには、いち飼い主として自分のパートナーにも安心して食べさせられるフードを作りたいという想いがつまっています。
近森さん:
私たちは、高級品やブランド品を作りたかったわけではありません。食べ物として『私たちの食事と同じように、安心して食卓に並べられるものを作りたい』そんな想いで開発しました。
そして、ナチュラルハーベストをつくるきっかけになった、私のパートナーであるハスキーが抱えていた肥満とアレルギーの問題を何とかしたいという気持ち。そこから、低脂肪、低カロリー、低アレルギーが実現できるフードを目指したのです。その視点から原材料を選び、パッケージにもこだわりました。
こだわり2:真空パックのパッケージ
ナチュラルハーベスト愛用者の中には、真空パックを開けた瞬間のプシュッという音を聞かないと安心できないという方も多いよう。しかし、そんな真空パックが開発されるまでには相当のご苦労があったようです。
近森さん:
真空パックを開発するのは本当に苦労しました。ドライフードに防腐剤を使用していなかったので、腐らせずに日本に輸入する方法として思い浮かんだのが、真空パックという方法でした。ところが、アメリカでは「コーヒー豆のような真空パックにしたい」というと、全く相手にされませんでした。コストが合わないし、そんなことしなくてもドッグフードなんか大丈夫だ、というのが当時の常識だったようですね。
でも、防腐剤を使わずに、「食卓にならぶ私たちの食事のように」新鮮で安全なフードを届けたいという想いがあったので、あきらめずに取り組みました。ようやく協力してくれる工場が現れましたが、実現は大変でした。コーヒー豆と違って、ドッグフードというのは粒が比較的鋭利なんですよ。だから、簡単にパッケージに小さな穴が開いてしまう。ようやくできた初代真空パックも、日本に運ぶ間に目に見えない穴が開き、真空漏れが多発しました。その後も試行錯誤を繰り返し、今のパッケージは8代目になります。
こだわり3:常にいち飼い主としての目線を忘れない
数多くの商品ラインナップを取り揃えているナチュラルハーベスト。商品開発の際に気を配っていることを尋ねてみました。
近森さん:
創業当時から今でも商品開発のときに1番大切にしているのは、自分が自分のパートナーに安心してあげられる商品であるかどうかです。食事としてあたり前のことがあたり前に満たされている、そして安全である、これはこれからも変わりません。
ナチュラルフードが日本で発売されたばかりの頃は、ナチュラルフードといえば、一般のドッグフードと比べると無味乾燥であまりおいしくないというイメージがありました。つまり、『おいしくない=健康にいい・安全である』という考え方ですね。でも、人の食事として考えたときに少し違うなと思ったんです。安全なフードと引き換えにおいしくないごはんなんてつまらないですよね。
だからこそ、これからは「おいしい食事であること」もあわせて追求していきたいと思っています。
実はナチュラルハーベストは発売当初から、ドライフードに家庭にある野菜やお肉をトッピングすることをおすすめしてきました。私たちがそうであるように、犬たちにとっても新鮮な生きた素材を与えることは、健康にも、そしておいしさにもきっとプラスになると思うからです。
こだわり4:徹底した情報開示
ナチュラルハーベストが常にパートナーの健康を考え、より良いフードを追求し続けている姿勢についてお伺いしました。
近森さん:
ナチュラルハーベストは、発売当初から原材料の全成分表示を行っています。また、ドライフードの栄養価や防腐剤の有無について第三者機関で分析し、結果を公表しています。更に2008年からは各原材料の原産国公開も行いました。パートナーがどんなものを食べているのか、オーナー様が確認できるように情報開示を心がけています。また、フードの内容についても動物栄養学の進歩に合わせて常に見直しを行っています。
私たちがお届けしているのは、お薬ではなく、食事です。だからこそ、ひとつの正しい形や答、"絶対"なんてないと思います。私たちはこれからも、いろんなかたちで、毎日の食事がおいしくなるよう、お手伝いができる商品をお届けしていきたいと思います。
近森さんのインタビューを終えて・・・
『食べ物として、あたり前のことがあたり前であってほしい。』
ナチュラルハーベストが目指したのは、私たち日本人が毎日食べるお米のように、あたり前に買って食べられる"ごはん"なのだと思いました。
そして、自分たちが自分のパートナーにあげたいと思えるものをお届けする。
今でも変わらずこの原点を大切にしている姿に、とても感銘を受けました。
欧米に比べると運動不足になりやすい日本で暮らす犬のために考えられた、低カロリー・低脂肪フード。年齢別に多数ラインナップを揃えています。