1カロリー、糖質、食物繊維
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カロリー(kcal) |
糖質(g) |
食物繊維(g) |
さつまいも(蒸し)皮なし | 131 | 32.6 | 2.3 |
さつまいも(焼き)皮なし | 151 | 36.7 | 3.5 |
じゃがいも(蒸し)皮無し | 76 | 16.6 | 1.5 |
炊いた白米 | 156 | 27.1 | 3.5 |
カロリー
同じ重量ではじゃがいもよりも白米と近いことがわかります。
糖質
愛犬たちが好んで食べる理由でもある甘みは糖質が豊富だからです。
糖質は体にとってガソリンのようなもの。他の栄養素よりも早く利用でき、体のなかでも特に脳にとって重要なエネルギー源です。ただし、体重管理が必要な場合には糖質の摂り過ぎに注意しましょう。
食物繊維
腸内で食べ物の移動スピードを遅らせます。小腸では分解されませんが大腸にて腸内細菌が分解して腸のエネルギーになる脂肪酸を作ります。便秘や軟便が気になる場合、適量(実際に与えて調整する)のさつまいもは便通やダイエットのサポートに役立つ場合があります。
2ビタミン、ミネラル、その他
さつまいもは炭水化物源となるだけでなくビタミン、ミネラルも豊富です。
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葉酸(㎍) |
ビタミンC(mg) |
ビタミンE(mg) |
カリウム(mg) |
さつまいも(蒸し)皮なし | 50 | 29 | 1.5 | 480 |
さつまいも(焼き)皮なし | 47 | 23 | 1.3 | 540 |
じゃがいも(蒸し)皮無し | 21 | 11 | 微量 | 29 |
炊いた白米 | 0 | 0 | 0.1 | 420 |
葉酸
妊娠中に意識して摂りたい栄養素として有名ですね。細胞分裂やタンパク質の合成など体作りに必要な栄養素です。
ビタミンC
じゃがいもはビタミンCが豊富な野菜といわれていますが、さつまいもはその2~3倍も含んでいます。抗酸化作用があり細胞のイキイキや免疫維持に関わります。犬は体内で合成できるのですが、ストレス時や病気の際にもたくさん使われるので食べ物から補うようにしましょう。
ただし水溶性ビタミンですので水の中に流れ出ます。意識して摂りたい場合は、蒸し、焼き、のほかスープや煮込みのように茹で汁ごと使うレシピがおすすめです。
ビタミンE
細胞の若々しさを維持するために働くビタミン。食品から摂れる量はわずかですがさつまいもには比較的豊富に含まれています。
カリウム
さつまいもに比較的多く含まれるのがカリウム。主な働きでは腎臓で余分なナトリウムの調整、心臓や筋肉の機能調節、体液のpH調節などにも関わっています。
その他「ヤラピン」
さつまいもを切ったときに包丁や手につく白い粘性のある汁のこと。外側にも皮に黒いねっとりした状態でついているのはヤラピンが変化したものです。最近では食物繊維と一緒に腸の働きサポートに役立ち、便通に役立つことで注目されています。