ペットフーディスト監修!わんレシピ

No.279 お粥(ベーシック)

  • 調理時間:15分
  • カロリー:90kcal

お粥(ベーシック)

レシピ考案者のコメント

今回はシンプルな「お粥」です。体調がすぐれない、食べ過ぎや運動しすぎたあとのごはんなど、胃腸をいたわりたいときの一時的なケア食例です。白米を使った薄めのおかゆに鹿肉の風味付けをしたらおいしく食べられるようにしました。レシピはとても薄い濃度でシャバシャバしています。消化に負担をかけず少しずつ口から水分補給と栄養を摂ることが目的です。一度に大量に与えると胃液が薄まりかえって消化不良を起こす可能性もありますので必ずパートナー(愛 犬)の状態に応じて与える量や具材の量を調整してください。病気の際は必ず獣医師の食事指導を優先してくださいね。

材料

※上記は作りやすい分量です。様子をみながら少量ずつ与えてください。

作り方

  1. お粥(ベーシック)作り方1

    1 材料例

    白米と低脂肪な鹿肉(やわらかい状態にしている商品)を使いました
    鹿肉の代わりには鶏のささみを茹でたものがおすすめです
    (今回のレシピでは胃腸に負担をかけない風味付けの目的で低脂肪な肉を選びました)
  2. お粥(ベーシック)作り方2

    2 煮る

    鍋に水と白米(炊いたもの)を入れ沸騰したら弱火で5分ほど煮て火を止める
    少し冷めたらブレンダーにかける
  3. 3 仕上げ

    2を器に入れ、鹿肉をほぐしながら混ぜたら出来上がり

レシピに使用した商品

今回のレシピに使用した商品はGREEN DOGの通信販売でご購入頂けます。

mot!やわらか鹿肉 鹿角切り

mot!やわらか鹿肉 鹿角切り

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手作り食へのステップ

① 注意が必要な食材を知る

ネギ類(タマネギ、長ネギ、ニラ、アサツキなど)
溶血性貧血や血尿の原因に。スープの汁も避ける事をおすすめします。

チョコレート
中枢神経興奮作用があるので、大量に食べると死に至ることもあるといわれています。

生卵の白身
生の卵白に含まれるアビジンという成分が腸内でビオチンと結合し、その吸収を阻害します。
ビオチン欠乏症になると、下痢、食欲不振、皮膚疾患などが生じます。

調味料(砂糖・塩など)
香辛料、カフェインの入ったもの。

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② 1日に必要なエネルギー量を知る

体重/kg 2 4 8 16 24 30 40
必要量/kcal 212 356 599 1008 1,366 1,615 2,004

上記必要量は健康な成猫(避妊・去勢済)の目安になります。
パートナーの年齢、運動量に合わせて必要量は異なるため、適切な調節をしてください。
(※避妊・去勢をしていない場合は上記のおよそ1割増し、シニア期は1割減らすのが目安です)

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③ 栄養バランスを考える

犬は私たちヒトより肉が多めの食事になりますが、雑食動物として進化しているので野菜、きのこ、海藻または炭水化物源(米やじゃがいもなど)も必要です。そのため毎日手作り食のみを与え続ける場合はしっかり栄養計算が必要ですが、たまの1日分やトッピング(食事の2割程度)ならそれほど気にせず気軽に作ってくださいね。

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レシピ考案

ペットフーディスト、アドバンス・ホリスティックケア・カウンセラー、ペット栄養管理士

山本 由能

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