Case05.日々の時間が宝物。

【Case05】日々の時間が宝物。

ハナちゃん

ハナちゃん

オーナーさま パートナー 性別 犬種 生年月日
Mさま ハナちゃん ミニチュア・ダックスフンド 13歳(2014年7月現在)

ハナちゃん

愛犬ハナは今年で14歳。9歳の時に口腔内メラノーマ、椎間板ヘルニアを同時に発症しました。口腔内メラノーマでは摘出手術と大学病院での放射線治療を、椎間板ヘルニアではヘミラミネクトミー手術と内科治療を...。ハナはたくさんの辛い治療を乗り越えてきました。

口腔内メラノーマは死亡率が高く、発見された時には既に遠隔転移をしていることがほどんど。大学病院でも「もって1年」と言われましたが、奇跡的にその後も再発・転移がなく、現在まで過ごしています。椎間板ヘルニアも無事にリハビリも終了し、問題の無い毎日を過ごしています。

「命の終わり」を覚悟した日から4年。

「命の終わり」を覚悟した日から4年。こうして私たちのもとに戻ってきた、穏やかなかけがえの無い時間。一瞬一瞬が全て宝物です。本来ならすでに「この世には存在しなかったであろう命」、今、ハナが生かされていることへの感謝を抱かない日は、一日たりともありません。そして、そういう強い思いで過ごす闘病後の日々の方が、闘病前よりもずっと濃い瞬間を過ごしていると感じています。

ハナの闘病を期に、私は全てを見直しました。

ハナの闘病を期に、私は全てを見直しました。食事、マッサージ、アロマ、栄養学、病理学...本当に必死に勉強しました。そして、それを今ハナに活かしながら過ごせているという充実感に、心は満たされています。病気は辛いものですが、さまざまなことを見直し、学ぶきっかけにもなり、たくさんの大切なことを教えてもらいました。この先、ハナが犬生をまっとうする日が来るまで...私は勉強の日々です。そして、こうして過ごす日々こそが、私の人生の誇りでもあり宝物です。

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